耳鼻咽喉科 / 音声外科 / リウマチ科 大阪 梅田

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鼻に関する症状

慢性鼻炎

鼻の粘膜が慢性的に赤く腫れている状態。繰り返す汗腺や物理的、科学的な刺激が続いたり、自分自身の二つの鼻の穴の中間にある壁である鼻中隔が湾曲し(鼻中隔湾曲症)、この湾曲部が鼻の中の鼻甲介(びこうかい:粘膜のヒダ)などを刺激し続けると慢性肥厚性鼻炎を起こします。市販の鼻づまりを解消させる点鼻薬をいつも使っていると逆に鼻腔内の粘膜の肥厚が生じ、いわゆる点鼻薬性鼻炎という慢性鼻炎の一種になり、頑固な鼻づまりを生じさせることになります。 症状は鼻づまり以外に鼻水、嗅覚障害、頭重感などがあります。治療には抗炎症薬、点鼻スプレーなどがあります。また症状がひどい場合は、手術を行います。鼻中隔弯曲症を合併している場合は、鼻中隔矯正術と下鼻甲介切除術(かびこうかいせつじょじゅつ)を組み合わせた手術が有効です。また、下鼻甲介粘膜を電気やレーザーので焼灼(しょうしゃく)術も有効です。