お体は元気でも耳の聞こえが悪くなりますと、家族や友人との会話もとだえがちになります。
ましてや仕事に従事されている方ですと、その問題は大きなものになるわけです。その状態を少しでも改善するものとして、補聴器がある訳ですがどんな補聴器を使っても良いというものでなく、補聴器も個人々々に対するフィッティングが必要になってまいります。そのため、当院では専門の方による補聴器フィッティングを取り行っております。
■補聴器外来:第1/第3月曜日 14:00~16:00
中高年の難聴と補聴器
耳の構造と難聴
(1)耳の構造
図は耳の構造を示したものです。
・音を伝える外耳・中耳(伝音系)
・音を感じる内耳・聴神経・中枢(感音系)
の2つに分かれています。
(2)難聴の種類
A.伝音性難聴
中耳炎等で鼓膜に孔があいたり、耳小骨(鼓膜と内耳をつなぐ小さな骨)の動きが悪くなるなるほど音を内耳に伝える外耳及び内耳の部分に障害が生ずるものを伝音性難聴と呼びます。
B.感音性難聴
中耳からの音の振動を電気信号に変換する内耳、その信号を中枢(脳)に伝える聴神経あるいは中枢に障害を生ずるものを広く感音性難聴あるいは神経性難聴と呼びます。
C.混合性難聴
伝音性難聴と感音性難聴にまたがる障害のあるものを混合と呼びます。

老人性難聴と老人の難聴の聞こえ
老人性難聴
加齢のため聞こえが悪くなった難聴を特に老人性難聴と呼びます。
老人性難聴は感音性難聴の一種です。しかし高齢の方の中には中耳炎、騒音性、薬物による難聴あるいは家族性等による難聴の方もいらっしゃいます。高齢で難聴だからといって直ちに老人性難聴とは言えません。しかし、一般的には加齢とともに中耳、内耳、聴神経そして中枢までの聞こえに関する部分が全体的に機能低下を起こし耳が遠くなったものを指します。
老人性難聴の多くは、内耳(蝸牛)及び中枢の老化によることが多いといわれています。
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