「トイレが近いなぁ・・・」そう感じることはないですか?昔から感じておられる方も、最近になって自覚し始めた方も、おしっこに関するトラブルを抱えている方は、ずいぶんと多くみられます。しかしながら、羞恥心のため人前で口にしたり、積極的に医師の相談を受ける方は、なかなか少ないというのが現状です。診察に来られて、「あぁ、自分だけじゃなかったんだ」「おしっこが近いと思っていたけど、実はそうでもないんだ」と認識されるだけでも、安心されて症状が改善される患者様も多くいらっしゃいます。
頻尿の最も多い原因は男女ともに、「過活動膀胱」と言われる病気です。特に男性の場合は、「前立腺肥大症」と高率に合併しています。過活動膀胱とは、膀胱が敏感になってしまい、緊張や焦っているときでも、ちょこっと尿が溜まっただけでも、過敏に膀胱が反応してしまい、オシッコに行きたくてたまらなくなる病気なんです。過活動膀胱になってしまうと、外出先でトイレの位置を確認せずにはいられなかったり、夜間頻尿で睡眠不足になってしまったりと、日常生活にもさまざまな影響が出てきます。オシッコが我慢できないため、旅行など誰かと一緒に外出することをためらい、それにより引きこもりがちになったり、職場環境によっては、集中力の低下により作業能力が落ちたり、やむ終えなく転職したりするようなケースも耳にします。この過活動膀胱の潜在的な方々が、日本ではとても多いのです。40歳以上の男女、1万人を対象としたアンケートでは、40歳以上の場合、患者数は全体の12.4%、なんと810万人の方々が何らかの排尿トラブルを抱えていることがわかりました。オシッコが近くてたまらないということがあっても、「どうせ、年だから」とあきらめてしまう人も多いようです。それが過活動膀胱のせいなら、お薬が効くことも期待されます。そうでなくても、他に重大な病気が見つかるかもしれません。お薬が効かなくとも、カウンセリングを受けることで生活習慣を見直したり、運動を取り入れたり、ハーブやサプリメントといった代替療法の利用で改善する方も大勢いらっしゃいます。短絡的に年のせいとしないで、是非とも当院の頻尿外来をご利用下さい。 |